今回は大井町で人気を集めたajito ismの閉店理由についてまとめます。
ajito ism(旧店舗)の基本情報
- 所在地:東京都大井町
- 開業時期:2007年7月3日(ajito時代)
- 閉店日:2022年12月15日
- 営業形態:店舗営業
- 特徴:ベジポタつけ麺発祥の店
三つ由(新店舗)の基本情報
- 所在地:千葉県松戸市西馬橋蔵元町186-2
- 営業時間:11:00〜14:00
- 定休日:火曜日
- 開店日:2023年3月21日
- アクセス:馬橋駅西口から徒歩8分
- 座席数:2人卓2つ、カウンター4席
店舗の歴史と創業経緯
ajito ismは、店主の三浦康弘氏が2007年に大井町で創業したラーメン店です。
当初は4坪のスナック跡地に「ajito」として開業し、2013年5月12日に「ajito ism」として近隣の広い店舗にリニューアルしました。
店舗の特徴と強み
ajito ismは「ベジポタつけ麺」の元祖的存在として知られています。
野菜でとろみをつけたつけ麺は、ラーメン評論家の石山勇人氏により「ベジタブルポタージュ」と評され、略して「ベジポタ」と命名されました。
この名付けが、後のベジポタブームの火付け役となりました。
閉店から移転への経緯
ajito ismは2022年12月15日、大井町での15年間の営業に幕を下ろしました。
実は店主は一時、ラーメン業界を離れて写真スタジオの開業を考えていましたが、コロナ禍でその計画が頓挫。
「ラーメンに助けられて持ち上げてもらったんだから、ラーメンをやらなきゃ、裏切っちゃダメだ」という思いから、新天地での再出発を決意しました。
新店舗「三つ由」の特徴
2023年3月21日、千葉県馬橋に「三つ由」として新たにオープンしました。
店内は店主が1年かけて手掛けた広々とした空間で、2人卓が2つ、壁側にカウンター4席を配置しています。
メニューの変更点
新店舗では看板メニューの「ベジポタハイブリッド」が進化を遂げています。
大根・ニンジン・玉ねぎなどの野菜に鶏魚介・背脂を合わせた奥深い味わいが特徴です。
また、人気メニューだった「ピザソバ」も復活し、クリスマス限定で提供され好評を博しました。
さらに、「三つ由の中華そば」は開店から9ヶ月でリニューアルを実施。
スープに煮干しの他、あさりや鯖などを加え、より深い味わいへと進化させています。
今後の展開
三浦店主は毎朝、味の確認を欠かさず行うなど、品質の維持向上に努めています。
また、浅草開化楼のカリスマ製麺師・カラスさんとの新たなパートナーシップにより、さらなる味の進化を目指しています。
オープンから数か月経った現在も行列ができる人気店として、地域に根付いた営業を続けています。
新店舗での実績を着実に積み重ねながら、独自の味わいを追求し続けています。
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