今回はイデミスギノの閉店理由をまとめます。
店舗基本情報
- 店舗名:イデミスギノ
- 所在地:東京都中央区京橋
- オーナーパティシエ:杉野英実氏
- 閉店日:2022年4月30日
- 最終営業時間:12:00開店(閉店日)
イデミスギノの歴史と概要
イデミスギノは、オーナーパティシエの杉野英実氏が手掛けた名店です。
1953年三重県生まれの杉野氏は、中学2年生の時にアンドレ・ルコントのケーキとの出会いをきっかけにパティシエを志しました。
本場フランスで技術を習得した後、1992年から2001年まで神戸で「パチシエ イデミスギノ」を運営。
2002年に東京・京橋に移転し、「イデミスギノ」として20年にわたり営業を続けてきました。
閉店の理由と経緯
イデミスギノの閉店には主に2つの理由がありました。
- 都市計画予定地区であったこと
- 店舗契約満了を迎えたこと
公式Facebookでもこれらの理由が説明されており、これらの区切りをもって閉店を決断したとされています。
一部では杉野シェフの年齢(70歳)も要因の一つではないかという推測もありましたが、シェフ本人からそのような発言は確認されていません。
閉店時の様子
最終営業日となった2022年4月30日は、多くのファンが訪れました。
朝4時から並ぶ人がいるなど、開店時間の12時までに約150人もの行列ができました。
杉野シェフは最終日に並んだ客一人一人に挨拶を行い、多くの人が涙を流しながら別れを惜しんだといいます。
弟子たちが継承する味
イデミスギノで修業を積んだパティシエたちが、その技術を受け継ぎながら新たな店舗を展開しています。
グランヴァニーユ
- 所在地:京都府中京区間之町二条下ル鍵屋町486
- オーナー:津田励祐シェフ
- 特徴:イデミスギノの代表作「エベレスト」を提供
パティスリーease
- 所在地:東京都中央区日本橋兜町9-1
- オーナー:大山惠介シェフ
- 特徴:ミシュラン1つ星の実績を持つシェフによる革新的なスイーツ
今後の展開
2023年4月現在、イデミスギノの再開や新店舗についての具体的な情報は公表されていません。
杉野シェフの今後の活動については、著書の執筆活動や後進の指導など、さまざまな可能性が考えられますが、確定的な情報は発表されていません。
多くのファンが再開を望む声を上げていますが、現時点では新店舗開店の予定は確認されていません。
イデミスギノの閉店に関するネットの反応
今年のクリスマスケーキはアスタリスクではなくてイデミスギノにしました、なんといっても日本を代表するパティシエですから、今年くらいはと思って選択しました 予約の日は覚悟していましたが長い時間並びました、しかし、決まっていた引き取り日に取りに行って家族で食べたら、高級、上品、大人の味で大感激! 2種類あってサンス (限定100台)にしました。 口溶けの良いヘーゼルナッツのミルクチョコレートムース。香ばしい胡麻のムース。 コリアンダー、ジュニパーベリー、カルダモン、アニス、ブラックペッパー、、、 複雑に絡み合う香りの共演をお楽しみください、とあったので、選択しました みなさんこういうケーキを召し上がっていたのですね~と妙に納得
とても美味しいです。 繊細で洗練された実力派のケーキ達。 シャンパンやワインと一緒に食べても良いぐらい。 商品名のプレートにはお酒の強さがそれぞれ3段階の★の数で記されていて、どれも大人向けな印象。大変有名な人気店で、平日でも夕方には生菓子は売切れてしまっているイメージ。 クリスマスケーキは多少高価なのにも関わらず予約も困難。予約日は前夜から店前に待機組が居り、当日は6時までには待機列に加わらないと売切れてしまうらしい。 年末年始に販売される10cm苺の小ぶりなホールケーキで4000円です。 多少値段は張りますが、その分技術が素晴らしいので、自分へのご褒美や、甘いお菓子が苦手な方、大切な人への手土産、誕生日ケーキなどオススメです。
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