アメリカンバイク部品の専門店として知られた株式会社イージーライダースが破産手続きを開始しました。
長年のファンも多い同店の閉店理由や経緯について、詳しくご説明します。
店舗基本情報
所在地:東京都杉並区上高井戸
営業時間:10:00-19:00(閉店前)
定休日:水曜日
駐車場:あり
支払方法:現金、各種クレジットカード
閉店日:2020年7月
イージーライダースの歴史と概要
イージーライダースは1983年(昭和58年)の創業以来、アメリカンバイク部品の販売を主軸に成長してきました。
1990年(平成2年)4月に法人化を果たし、車両販売やカスタムバイクの製作も手がけてきました。
特に90年代から2000年代にかけては、バイク雑誌との連携や独自のカタログ制作により、アメリカンバイクカスタムの分野で高い知名度を誇りました。
同社の分厚いパーツカタログは、多くのバイク店に常備されており、アメリカンバイクブームを支えた存在として認識されています。
閉店の事実関係
閉店理由と経緯
イージーライダースの閉店には、以下の要因が影響しています。
- 新型コロナウイルスの感染拡大による海外からの部品輸入の困難化
- 業界内での競争激化
- 既存事業モデルの行き詰まり
2020年7月に店舗閉店と販売終了を発表し、その後も事業回復の見通しが立たず、2021年2月3日に東京地裁において破産手続開始の決定を受けることとなりました。
負債状況
破産時点での負債総額は約1億5400万円。資本金は3000万円でした。
破産管財人には米山朋宏弁護士が選任され、破産債権の届出期間は2021年3月3日までと定められました。
業界への影響
イージーライダースの閉店は、アメリカンバイク業界に大きな影響を与えました。
特に以下の点で市場に変化をもたらしています。
- パーツ供給ルートの変更
- カスタムバイク製作の選択肢減少
- アフターマーケット部品の流通変化
顧客対応について
閉店後の保証や修理対応については、破産手続きの過程で整理されることとなりました。
多くの愛用者が存在する中で、アフターサービスの継続性が課題となっています。
業界からの評価
イージーライダースは、特に以下の点で高い評価を得ていました。
- 豊富な品揃えと専門知識
- 詳細なパーツカタログの制作
- カスタムバイク製作での実績
- アメリカンバイク文化への貢献
まとめ
イージーライダースの閉店は、コロナ禍による輸入困難や業界環境の変化が主な要因となりました。
1983年の創業以来、アメリカンバイクカルチャーを支えてきた同社の存在は、多くのライダーの記憶に残ることでしょう。
今後のアメリカンバイクパーツ市場は、新たな供給体制の構築や、代替となる販売ルートの確立が課題となっています。
イージーライダースの閉店に関するネットの反応
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