「総重量1kgの特盛ステーキ丼」で話題を集めた「ステーキハンバーグ タケル」。大阪発の人気チェーンが、東京から完全撤退した理由とは?本記事では、閉店の背景、店舗の特徴、新業態への展開、そしてネット上の反応まで詳しく掘り下げます。
店舗の基本情報
タケルは、大阪市に本社を置く「kookoo&co」が運営するステーキチェーン店。ボリューム満点の1ポンドステーキや、リーズナブルな価格帯でファンを獲得しました。
特に「総重量1kg 元祖特盛ステーキ丼」は、メディアにも取り上げられる看板メニュー。赤身の多い肉と多彩な味変アイテムで、リピーターも多く獲得していました。
店舗の特徴と歴史
タケルは、ボリューム満点の1ポンドステーキやハンバーグで人気を博し、テレビ番組でも度々取り上げられる存在でした。
特に「総重量1kg 元祖特盛ステーキ丼」は、多くのメディアで紹介される看板メニューでした。
2022年1月、kookoo&coは東京の2店舗(秋葉原店・上野店)の閉店を発表。
- 秋葉原店:2022年2月26日閉店
- 上野店:2022年3月27日閉店
これにより、タケルは首都圏から完全撤退する形となりました。
推察される閉店理由
運営側から明確な理由の発表はないものの、以下の点が背景にあると考えられます。
- ブランドの地盤が大阪中心だったことによる固定客不足
- 都内店舗の家賃負担の大きさ
- コロナ禍による来客数の減少
- 飲食業界全体の人材不足
- 競合ステーキ業態の増加
業態転換の試みとその後
2023年7月、高槻店は新業態「極厚かつ丼 カツの太さは5センチ」への転換を発表。
翌8月末で「タケル」としての営業を終了しました。
同年9月に新ブランドとして再出発したものの、2025年現在はこの新業態も閉業しています。
閉店がもたらした影響
地域経済・飲食シーンへの影響
秋葉原・上野という観光地で長く営業していたこともあり、地域の飲食文化の一部として定着していました。閉店によって、ファンや観光客からの喪失感の声も上がっています。
顧客の反応(SNSより)
- 「ボリュームとコスパが良くて好きだった。もう食べられないのが残念」
- 「最後にもう一度食べたかった」
- 「味変が楽しかったのに、なくなるのは寂しい」
ネットの評価と口コミ
ポジティブな声
- 「ステーキ丼は迫力満点、990円でこのボリュームは破格」
- 「味変アイテムが豊富で飽きずに食べられる」
- 「肉が柔らかく赤身中心でヘルシー感もあった」
ネガティブな声
- 「並ばないと限定丼にありつけない」
- 「丼が冷めていた、肉も固くなっていた」
- 「トッピング頼りで、味そのものは普通」
1ポンドのステーキハンバーグ・タケルの閉店に関するネットの反応
大阪エリアで人気の高い、お手軽ステーキハウスです。安くて美味しいんですよねー。
そんなタケルが東京にもお店を出していると知って、いてもたってもいられずに訪問!お目当ては、毎日限定5杯の特盛ステーキ丼。
お肉400g+ごはん600gで990円という、グレートなプライスなんです♪提供された丼は、まさにドーン!としたボリューム。
ご飯が見えないほどお肉が載っています。お肉の下にはたれで炒めた野菜、その下にやっとタレが染みたごはんがお目見えです。
お肉は適度な大きさにカットされています。そしてなんと言っても柔らかさが素敵。脂身も少ない赤身肉で、非常に食べやすいです。
タレがまたさっぱりとした味付けで全然くどくなく、最後までダレずにワシワシと書き込んで食べちゃいました。
おろしポン酢が載せられている他、玉ねぎの甘味ひ引き出したタケルソースや、その他様々な調味料がテーブルに備えてあるので、味変しながら楽しむこともできますよ♪
開店狙いじゃないとすぐに品切れになると思いますが、ぜひまた食べたいステーキ丼です。
もちろん丼以外のステーキも普通に美味しいので、ぜひ食べてみてください!
食べログ評価3.27
以前から朝気になっていたお店です。表の看板はこれでもかというくらい秋葉原のお店でもかなり派手な方。
どうやら大阪発らしい。
平日ランチに訪問、席はカウンター席で、お客さんはかなり多い印象。メニューは自販機で食券購入、ステーキとハンバーグのセットは嬉しい。量もちょうど良いい感じ。
味は特別に美味しいというわけではないが、タケル特製の万能スパイス、にんにく旨塩をかけてみると味変して美味しい!
普通の肉の旨みにニンニクと塩の旨味が加って飽きが来ないです。
これはあり!味変楽しませてもらいました
限定のステーキ丼を頂きました。
並んで途中から食券を購入して店員さんに渡して再び開店まで待つのですが
この食券を渡した時点で作るのか店内に入った時点で直ぐに配膳されました。
なので肉は冷えてご飯も温い・・・
冷えた肉は既に固く、食べるのは割と苦痛です。
様々なトッピングがあるのでこれで味変して何とか完食。
ニンニクのチップは美味しかった。
これが無かったら残していたでしょう。これなら普通に来てステーキ食べた方が良いかな?
まとめ:タケルの閉店が示すもの
ステーキハンバーグ・タケルは、その高コスパとボリュームで一世を風靡した外食チェーンでした。
しかし、都内でのブランディング確立やコスト対応が課題となり、東京から撤退。
新業態も短期間での閉業となったことから、ブランドの再構築には今後の戦略が鍵となります。
外食チェーンにとって、地元での成功がそのまま全国展開に通じないという現実を浮き彫りにしたケースといえるでしょう。
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