富田林市の人気スーパー銭湯「Book & Spa uguisu」が2022年5月31日に閉館となりました。
本記事では閉店の経緯や理由、施設の歴史について詳しくご説明します。
店舗基本情報
- 店舗名：Book & Spa uguisu（ブック＆スパ うぐいす）
- 所在地：大阪府富田林市昭和町2-1783
- 営業時間：9:00～24:00（最終受付23:30）
- アクセス：近鉄富田林駅北口から徒歩8分
- 閉館日：2022年5月31日
- 電話番号：0721-23-4126
施設の歴史と変遷
うぐいすの湯は2001年に「一番温泉うぐいすの湯」として開業しました。
当初から地域に密着した温浴施設として親しまれ、多くの常連客を抱えていました。
2016年5月に初代が閉店した後、同年10月15日に「Book & Spa uguisu」として二代目が誕生しました。
リフォーム業を本業とする新しい運営会社が、建物をそのまま活用してリニューアルオープンを果たしました。
施設の特徴とサービス
二代目うぐいすの湯の特徴として以下が挙げられます。
- 13,000冊以上の漫画が読み放題
- サウナマニア推奨の90度サウナ（収容人数15名）
- 1時間30分間隔のオートロウリューシステム
- 広々とした休憩スペース
- レストランでの食事サービス（本家さぬきやと提携）
閉館までの経緯
2021年秋には施設改善のためのクラウドファンディングを実施し、レストランの設備更新を行うなど、積極的な施設運営を行っていました。
しかし、2022年5月19日に突如として閉館が発表されることとなりました。
コロナ禍による影響を受けながらも、料金改定や設備投資を通じて経営改善を試みていましたが、最終的に閉館という決断に至りました。
閉館後の展開
閉館後の施設について、他のスーパー銭湯運営会社による事業継承の可能性も検討されましたが、実現には至らず、建物は取り壊しの方向となっています。
地域への影響
富田林市では2022年3月末に葛城温泉が閉館し、うぐいすの湯の閉館により、市内の主要な温浴施設が相次いで失われることとなりました。
地域住民の憩いの場として長年親しまれてきただけに、その喪失による影響は大きいものとなっています。
まとめ
Book & Spa uguisuは、初代から20年以上にわたり地域に愛されてきた施設でした。
突然の閉館発表には多くの利用客が驚きと残念な思いを抱きましたが、施設運営に携わったスタッフの方々の地域貢献への思いは、多くの利用客の心に残り続けることでしょう。
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